新型コロナウイルスの感染が拡大する中、中間市役所・中間市保健センターで、トイレの壁や天井にDr.OHNOを塗布し効果を確かめる実証実験が、4月27日から始まりました。
研究グループが中間市の協力を得て始めた実験では、不特定多数の人が出入りするトイレで、「黄色ブドウ球菌」や「インフルエンザウイルス」等の菌やウイルス数の変化を、数か月にかけて調べます。
当日は本館1階のトイレの壁や天井にDr.OHNOの塗布を行いました。
横野教授によりますと、これまでの実験では、黄色ブドウ球菌が8時間で1万分の1に減ったという結果が出ているということです。
横野教授は「この物質は室内のLEDの光や、蛍光灯の光で高い性能を発揮することが明らかになっている。新型コロナウイルスへの効果の評価はまだ出来ていないが、ある程度の希望が持てると考えている」と話していました。